友達になりたい人がいたら自分の話よりもまずは聞き上手に!

どういうふうな場所に行けば、そしてどういう行動をすれば友だちをつくることができるかなどの話をいくつか取り上げてきたのですが、実際に「この人と友達になりたい!」と思った時にどうすればいいのかということも考えておいたほうがいいでしょう。実はある意味、こういう友達になりたい人を見つけてからが本当の勝負だ、ということも言えるかもしれません。

こういうことを経験した人もいるかもしれません。この人とは気が合うなと思って話をしていたんですけれども、自分が思っていたよりも相手は自分のことを好ましく思っていないようで、後日友だちになることはできなかったということです。これは友達になりたいと思った人との会話や接し方に問題があったと考えるのが自然でしょう。そしてその接し方一つで失敗も成功も決められてしまいます。

こういう時には空気を読む力が必要になってくるわけですが、日本的で非常にややこしいので簡単な話をしてしまえば聞き上手になることの方が確率は高くなるでしょう。おおよそ、人に嫌われるというか、いい印象を与えて方法として、たくさん自分のことをしゃべるという事があります。ある程度は自分の趣味などについて話してもいいですが、連続して相手が話せないほどずっと話を続ける人もいます。そうなると、あまりいい印象を与えないのです。

ですからもしかすると友達になりたいと思っている人と出会ったのに、その人に自分ばかりが話しすぎるために、ダメになってしまったという人も多いのではないかと思います。現実的にダメにならないためには出来る限り聞き役に徹するようにしましょう。聞き役と行ってもずっと喋らないのではなく相手の話を促すようにするのです。「なるほど、それで?」や相手の言ったことを繰り返すというように、会話をスムーズに進めるために行います。

このような方法で相手の話をしっかり聞くようにすると、印象がアップするのでもう一度会いたいとか遊びたいというように思わせてくれるでしょう。趣味の合う人などではなおさらです。こちらがずっとしゃべっているような状況を作ったことがある、という人は反省して聞き役に徹することができるように練習した方がいいでしょう。

ちなみに聞き役に徹しにくいのが自分の趣味や得意分野です。ついつい得意分野などは喋りたくなってしまうところですけれども、これも抑えたほうがいいでしょう。知識勝負であるとか自分の考えをこれでもかと相手に伝えたくなるかと思いますが、趣味の話や得意分野でも聞き役に徹してあげるほうがいいと思います。仲良くなってからそういう深い話はしたらいいと思います。

話し方一つで友達になるかどうかというのが決まる、というのも大げさに聞こえるかもしれませんがありうることです。話し方以外にも身振り手振りであるとか、もしくは清潔感のある服装ができているかどうか、あとは気が利かないことをしないかなどが考えられます。せっかく見つけた友達になりたい人です。逃がさないように自分が譲歩しないといけないでしょうね。