学生時代の友達と遊んでいたらそれで十分?

学生時代の友達と遊んでいるという人は社会人になってからも多くの人がそうだと思います。学生時代に仲良くなるということは一生の友だちになるようなものですから、当然友人として長い付き合いをすることになります。若いうちは一緒に遊ぶし、年齢を重ねてきてからもお茶を飲む友達として一緒になることでしょう。なのでこれ自体はいいことでもあります。

しかし学生時代の友達と遊んでいるという人は「他の友人なんていらない、別に友人がいなくてもこいつがいればOKだ」というように考えている人もいるかもしれません。それだけ友情に厚く、まさに親友と呼ぶにふさわしいのかもしれません。とは言え一人の人に依存しているというのは友人だろうが何だろうが良くないことです。大体学生時代の友人とは疎遠になっていくものなのですから。

学生時代にたとえ仲が良かったとしても社会人になれば別です。学生時代には中が良くてよく遊んでいた人もどんどん仕事の都合などで変わっていきます。特に日本では配置転換というものがありますから、すぐにどこか遠くに行ってしまうでしょう。先日まで東京にいたのに来月から北海道、ということもあり得るのです。だから一部の学生時代の中が良かった人たちとだけで友人は十分、と思っていると自分だけが取り残されることになります。

社会人になってからは学生時代の友人以外も作っておいたほうがいいでしょう。だいたいグループは違うにせよ、いくつかのグループに所属して友人を複数人作っておくのが理想的です。例えば会社の中でも同期会のようなものがありますが、この同期会というのも一つです。大きな会社ほど転職する人が少ないですから、同期のみんなと仲良くしておけます。これも友人になるでしょう。

もう一つが会社も学生も関係ないグループで仲良くすることです。例えば最近だとサバゲーというものが流行っているというのをご存知でしょうか。サバイバルゲームというものですが、このサバゲーをする仲間というのを別で作るのもいいでしょう。サバゲーは複数人いなければゲームが出来ませんので、そのために多くの人と仲良くすることができるので友人を作りやすいのです。

もちろん他の趣味でもいいですが、自分の好きなことで集まれるようなグループの友人を作るほうがいいでしょう。この時、最初はどうしたらいいのかわからないかもしれませんが、バンドメンバー募集のように、以外にいろいろなところにサバゲー仲間を募集していたり、その他にもチーム協議の仲間を探していたりするものです。ネットもありますから探せば必ず仲間は見つかります。

学生時代の友人と仲良くしてはいけない、ということではありません。同じように仲良くしておくことも重要ですが、それと同じくらい仲良く出来る仲間や友人というのを社会人になってからも見つけたほうが結果的に一人で寂しい思いをしたり、友人がいなくて楽しめないということがなく、社会人になってからも学生時代と変わらない楽しい日々を過ごすことができるというわけです。