なんで社会人になってから友達をつくるのが難しいの?

必ずクラスに一人くらいは人気者の人がいたと思います。学生時代にはそれぞれ特徴的な生徒がいたものですが、そんな人気者の生徒であったとしても、社会に出て働き始めるととたんに友達というのが減ってしまいます。学生時代にはあんなに毎日のように一緒にいたという人であっても、一緒にいない時間帯が長くなっていきます。

そうすると学生時代の時には仲が良かった友達ですらも、なかなか一緒にいることができずに疎遠になっていくのです。たまに遊ぼうと思ってもこちらの都合が合わなかったり、相手側の都合もあるので遊べないことも多くあります。そうして学生時代の時に仲が良かった人ですらも、仲良し度合いがどんどん減っていくというようなことが当たり前に起こるのです。

もちろんたまに遊ぶという友だちがいるだけでもいいと思う人もいるでしょうが、やはり自分が休みの時に一緒に休みで遊んでくれるような友達が欲しいものです。では同じように休んでいる友人を探そうと思うとこれが至難の業だったりします。なぜなら休んでいるわけですから、そもそも外に出ていなかったりするので出会う機会がないのです。イベント等で一緒になった人も必ずしも仲良くなれるわけではないでしょう。

加えて休みが不定期な人や平日が休みという人も少なくありません。アルバイトなどを中心としたフリーターも平日休みの人が多いと思いますが、そうなると休みが合わなくて一緒に遊べないということもあります。こういう不定期な休みや平日の休みの人ほど、友人を社会人になってから作るのが難しいと感じるでしょう。

それだけではありません、もっと不利な条件というのがあります。それが家庭です。学生の時には結婚をしている人はごく少数の学生結婚をしていた人たちくらいだったかと思いますが、多くの人が結婚し始めます。そうすると、結婚した家庭は子どもができたり奥さんや旦那さんの都合も考えないといけないので、好きなときに遊びに行けなくなるのです。こうなるとまた交友範囲が狭くなってしまうことになります。

日本では最近は特に一人暮らしなどをしている人ほど、隣の人達との交流もありませんから、地域社会に溶けこむということもありません。昔であれば地域の人達と仲良く助けあって、ある意味で友人のような関係性を持つことができたかもしれません。しかし今は町内会に入ることも少なくなり、多くの人が地域の交友関係を絶っているため、そこから仲良くなるということも難しくなります。

社会人になってどうしても友人が作れないとか、友人が減っていってしまうとか、仲が良かった人も疎遠になってしまうというのは当然のことなのです。それだけ自由に使える時間もないし、昔に比べてつながりというものが少なくなってきたということが大きいのです。だからそのまま友達が少なくてもいい、というわけではなく、今の時代にあった友人の作り方があります。

たくさんの友人を作ることに成功している人はその作り方を知っているのです。このブログでぜひ学んでください、意外と簡単ですから。