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もし友達がいないまま年をとったとしたら…

まだこれを読んでいる人の多くは会社に勤めていて、社会人になってなかなか友だちができないなと思ったからこそこのブログを読んでくれているかと思います。ですからまだまだ引退をするということは先の話だとは思いますが、想像をしてもらいたいと思います。もし会社を引退して毎日出勤しなくなった時を。すごく楽でいいなと思う反面、友達が全くいなかったらどうでしょうか?

引退をした後に友達が全くいないと本当に寂しいなというのは何となく分かると思います。友だちがいないために毎日家でゴロゴロしたり、テレビを見るくらいしかやることがないなんて、楽しいわけがないというのはわかるでしょう。友達がもしいたならば、趣味で一緒に山登りをしたり、DVDを一緒に見たり何かしらの遊びをすることができるでしょう。それこそ、お茶飲みだけでもいいかと思います。

こういうことすらできないようになっている人は少なくないのです。今、団塊の世代がどんどん退職していっているのですが、団塊の世代から上の世代というのは基本的に仕事一筋で外部に何かしらの仲間を作ってきたりすることがなかった人たちです。だから会社をやめてからは後輩も先輩も、同僚も一部を除いてつながりが無くなってしまって暇になっているのです。実際にこのような現実があるのです。

そう考えると会社内での友人も重要かもしれませんが、会社外の友人を作っておくことの重要性というのをわかってもらえるかと思います。会社外の友人を作っておいて、会社を引退した後にも遊べるような趣味をみんなで作っておくほうがいいでしょう。飲みに行くとかお茶をするというのもいいですけれども、例えば一緒にランニングをするというのも一つですし、イベントに行くというのもいいでしょう。

最近だと年齢の高い人達でもコンサートに行く人が多く、昔のアイドルなどがコンサートをしていたりするのです。それと同じように、今のうちにライブなどを一緒に行ける友人を探して作っておけば、年齢を重ねた後にも若い人たちのライブは無理としても、昔のアイドルや歌手がやっているようなコンサートに一緒にいくことができるでしょう。一人で行くより確実に面白いと思います。

今は若い人たちは別に気にしなくていいかもしれません。若いですしまだまだ引退までは遠いですから、今遊べる人がいればそれでいいでしょう。しかし一生ものの友人を作って置かなければ後々本当に悲しいことになってしまうこともあります。寂しくならないように、友人を作っておくべきです。配偶者がいても友だちがいなければ、鬱陶しがられるのですから。

女の人のほうがそういう意味では友達をいつでも簡単に作ることができるし、いろんな教室なんかに出かけたりして友だちを作ったりするようですから心配はいらないかもしれません。どちらかと言うと男の人ほど、いつまでも一緒に遊べる友人を早めに作っておいたほうがいいでしょう。寂しい老後を過ごさないために、貯金もしなければならないし友人も作らないといけないのです。

勇気が出ないんだったら無理やりしゃべるイベントに!

「それでもどうしても話しかける勇気がないんです!」こういう人もいるでしょう。そりゃ友達を作りたいと思ってみんなが簡単に声をかけられるんだったら、友達をつくりたい人なんて逆にいなくて、みんな多くの友だちをつくることができているでしょう。ですからなかなか声をかけることができないという気持ちもよくわかります。それならば友だちをつくる場所を考える必要があります。

友だちをつくる場所にはいくつかありますしご紹介していますが、交流会であるとか町のイベント、その他会社内での友達というのも仕事が絡むとはいえあるわけです。で、そういうイベント等に出た時に自分から自発的に話をすることが難しいんだったら、自発的ではなく話を無理やりさせられるようなところに出るのがいいでしょう。交流会などにはそういうイベントも少なからず存在します。

例えばですが無理やり人と話をする世に言われるところもあります。「近くの人にまずは握手をしてみましょう、それができたら他の人ふたりとも握手をしてみましょう」というように課題を与えられるのです。これはアイスブレイクと言って、参加者が緊張しているのでそれをほぐすために行われているのですが、意外にこれが効果的でその後簡単に声をかけられるようになったりするものです。

ですので口コミや友人に聞いて、こういった無理やり話をしたりアイスブレイクをしたりするようなことがある集まりというのを探してみるのがいいと思います。そうすれば、こちらから勇気を持って話しかける必要はなく、無理やり話しをすることになるでしょう。そうすると話しかけるよりも勇気は必要ありませんし、その後の会話も続きやすいかと思います。

他にもアイスブレイクで無理やり話しをするようなものもあれば、お見合いパーティーのようなシステムもあります。お見合いパーティーの場合はいろいろな人と話をすることを強制させられるのですが、それが何度も続きます。1分や2分位の短い間の会話を10人20人という参加者全員としなければならないのです。今はそういうシステムになっているので、無理やり話すと言う意味ではいいでしょう。

おそらくこういったお見合いパーティーのようなシステムをとっている交流会というのもあるでしょうから、そういったところに参加すると勇気を持って話しかける必要はなく、無理やり話をしないといけないでしょう。会社では上司が無理やり挨拶をするように仕掛けてくる場合などは無理やり話をさせられているという状況を作ることができるので、挨拶はある程度下手でも許してもらえたりします。

というように勇気がどうしても出ないのであればシステムで無理やり友人を作る方向に持って行ってくれるようなイベントや交流会を選んで出る、というのがいいと思います。バーなどの小さいところで行きつけになっても、そのあたりはバーテンダーの人が気を使ってくれたり、お客さんが話しかけてくれたりするので、こちらから勇気を持つ必要もないので、同じように使えるかもしれませんね。

友だちをつくるなら最初にこちらから声をかけた方がいい?

友だちをつくることが出来る人とできない人、社会人になってからもそうですけれども学生時代でも同じ理由でその差ができているというのをご存知だったでしょうか?実は同じ理由から友だちが出来る人とできない人に差ができている、といえるのです。その差というのは自分自身から行動するかどうかです。考えることもいいのですが、自分から行動した人ほど、多くの友だちをつくることができるのです。

どうしてこんなことが言えるのかですが、自分が声をかけられる側だとしたらわかりやすいんじゃないでしょうか。アナタが声をかけられる側だとして考えてみますが、例えば最初にクラス替えがあった時だとしましょう。クラス替えがあって仲の良かった友達とは離れてしまいました。友達のいない中、あなたに話しかけてきてくれた人がいます。あなたはどう思うでしょうか?

普通友達がほとんどいない状況で声をかけてくれるというのであれば、嬉しくなるものじゃないでしょうか。一人ぽつんとしていたら声をかけてくれて友だちになった、というようなこともあるかと思います。そういう事例から考えても声をかけられて嫌だと思う人はいないのです。友達になりたいということで声をかけるのはねずみ講に誘ったり、ぼったくりバーに誘うのとは違い、嬉しい事です。

つまりこの事例から考えても分かる通り、こちらから声をかけるべきなんですけれども、やはり最初に声をかけるのは非常に難しく、どうしたら良いかわからない、勇気が出ないと言う人がほとんどだと思います。しかしほんの少しだけ勇気を振り絞って話をしましょう。そうすれば相手はいやがることはほとんどありません。よほど不潔な格好をしていない限りは大丈夫です。

勇気を出して話しかける場所は合コンのようなところやパーティーのようなところ、同窓会などでも同じですし会社でも同じです。そしてインターネットで見つけた楽しそうなサークルに参加するときに、メールを送ったり電話をするだけの勇気があれば、その後はウェルカムで迎えてくれるものです。多くの人は同じような趣味を持った仲間を友達と見てくれるからです。

どうしても待っている方が楽なので、話しかけられるのを待っている人も多いでしょうが、友だちをつくるためには行動をすべきです。行動をしている人ほどたくさんの友だちがいて好かれている事が多いのです。こちらから話しかけるということ、それだけの勇気です。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と言う言葉もあるように、行動をするのは一瞬の恥なので、何とか乗り越える勇気を持ってください。

しかしよくよく考えてみると幼稚園や小学生の頃は多くの人が簡単に友だちになっていました。それはいろいろな人が話しかけてくれたし、こちらから話しかけることにも何も躊躇することがなかったからです。いつしか大人になるに連れて恥ずかしいというように思ったり、勇気が必要になったりしましたが、人間の本質は子供の頃と変わらないと思います。友達になりたいと考えているのは子どもも大人も変わらないでしょう。